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さいかいクリニック

家庭血圧の解析について

当クリニックでは、大迫研究に基づく家庭血圧による測定値の解析を行っています。

高血圧の診断と治療には家庭での血圧測定が有用と考えられています。朝食前の1か月の測定値を解析し、平均値・標準偏差を指標にして判定しています。

家庭血圧の解析担当は循環器内科 鈴木Dr.が行っております。詳しく知りたい方は、鈴木Dr.か外来看護師にご相談ください。

家庭血圧の基準値(大迫研究より)

@
収縮期血圧の平均(上の血圧)
平均135 mmHg
A
拡張期血圧の平均(下の血圧)
平均 85 mmHg

収縮期血圧の標準偏差 (SD) mmHg

※標準偏差は当院で計算し、診察時にお伝えします。

6.5 未満
6.5 〜 8.2
8.2 〜 10.3
10.3 以上
不良

拡張期血圧の標準偏差 (SD) mmHg

4.9 未満
4.9 〜 6.1
6.1 〜 7.6
7.6 以上
不良

実際の家庭血圧記録表

※普段の血圧の記録はメモ帳等で構いません。上記の記録表は当クリニックで管理しているものです。診察時に医師にメモ帳等を提出いただければ、当クリニックで記録していきます。

大迫研究とは

1986年より岩手県花巻市大迫町で行われた追跡調査に大迫研究というものがあります。大迫研究とは、家庭血圧の利点に着目した研究のことです。

毎日定時に血圧を測定することにより信頼性の高い連日の血圧測定データを評価し、脳血管疾患の予測に役立てることができます。

大迫研究は、「家庭血圧は、診療所で測る血圧に比べ、診断および治療効果の判定に有用である」と結論づけています。心理的に平常状態である家庭血圧は診察室で測る血圧に比べて正確であるので、脳卒中をはじめとした疾患をよりよく予測することができるため、家庭血圧を測ってそれを予防や治療に結び付ければ、脳卒中などの疾病をより未然に防ぐことが可能になることを明らかにしました。

大迫研究やそこから派生した研究から得られたデータは、今や世界保健機構や欧米をはじめとする各国の血圧の基準値にまでなっています。

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